Top word -Side Trash 2-




罪を犯したら罰が待っているのは当然。 例えそれから逃げられたとしてもいつかは返ってくるもの。 助けて欲しいと泣いているけどあの時に君は逃げ出したのではなかったかな? ちっとも上手く火がつかない花火は、 まるでさっぱりやる気が出てこない今の自分とどこか似ていて、 怒る気もせずに指が痛くなるまで何度もライターで火をつけ続けた。 今ならまだ引き返せるよ。 本当にこの道を進んでしまっても君は後悔しない? 君の幸せを自分の命と引き換えに守ったあの人を否定する事でも? 俺といつか大事にしていたあの人は、 これから先も仲のいい友達になれる事はないのだろう。 それはきっと4年前の均衡を破ったあの日から決まっていた事。 怒る時は本当に怒りを剥き出しにするし、 拗ねる時はとことん拗ねて口を利く事さえしない。 彼奴がすきになってくれた俺は今思えば「可愛い」子供だったね。 願いなんて曖昧で消えそうな言葉じゃ、 何時まで経っても叶うわけがないとは思わない? 本当に叶えたい事ならがむしゃらに進む意地を見せてみなよ。 あなたの吸い込まれそうなくらいに澄んだ瞳の、 その中に映して貰えるだけの価値を持った存在になりたい。 周りの風景みたいに流れていくだけの人間のままでいたくないから。 他の人の言葉に流されてしまわないで。 君は君らしく君が思うように生きていったらいい。 自由に空を飛べるだけの翼を隠して鳥篭の中で鳴き続けないで。 あなたの事を愛するのが先なのか、 それとも今出来ているこの均衡を壊すのが先なのか? でも僕はあなたに手が届くようになるのならばもうどちらでも構わない。 時が流れていくのがあまりにも早すぎて、 瞬きをしている時間でさえも苛立つくらいに長く感じる。 崩れ落ちていくあなたの身体を受け止めてあげる事が出来ないほどに。 どこかで聞き覚えのあるその曲に、 俺は耳を塞いで泣き叫びたくなるほどの衝撃を受けた。 どうして忘れたいと願う記憶ほど何時まで経っても薄れてはくれないのだろう? 誰かの1番になれないって事は、 他でもない俺自身が1番よく理解してる。 憎まれてもいいとまで願うのは間違った愛情なのかな? 自分の頭で考えない人間は嫌い。 何でも答えを人に頼って理解しようとしないその姿勢が嫌い。 ねえわかってる?俺はそんな君が大嫌いだって言ってるんだよ。 俺の中身は幾ら振っても空っぽ。 ただ愛されたいと相手が望むように俺を作ってるから。 だからきっと俺には自分っていうのはないんじゃないかな。 ほんのちょっとだけでいいから、 「嫌い」の量を減らして欲しいって言ったら怒りますか? 愛してくれないと嫌だなんてわがままは言ったりしませんから。 俺がもっと素直だったら、 何でも言う事を聞く可愛い子だったら、 あなたは名前を呼んで俺を愛してくれましたか? 泣かないだけの強さがないから、 何時まで経っても俺はあの言葉を言えないまま。 早く言ってしまわないと大時計の鐘が鳴ってしまうのに。 言われるのも言うのもすきじゃないから、 別れる時には「ばいばい」とは言わずにいた。 でも代わりに使ってた「またね」はもう言えなくなっちゃったんだ。 苦手なものを克服しようとして、 今まで倦厭してたそれを試しに吸い込んでみた。 その時零れた涙はむせ返ってしまったせいにしてもいいですか? 傘も差さずに雨の中を歩いてたら、 同じようにずぶ濡れになっている子猫を見つけた。 同情に似たそれで抱き上げたその子は泣きたくなるほど暖かかった。 後もう少し早かったなら、 俺の声はあなたに届いたかもしれない。 どこか不自然に震えてる本当に小さな声が。 傷ついたりしないから大丈夫。 何を言われても絶対泣かないって約束するから、 だから俺に気を遣って本当の気持ちを隠さなくてもいいよ。 たった1人を永遠に愛し続ける事。 それを目的にして彼らはあの彼を作ったのではなかった? ごめんね。人間は君にインプットされていない汚い部分ばかりなんだ。 壁に叩きつけられた背中よりも、 怒りに任せて振るってしまった右手よりも、 君が遠くへ行ってしまったその事実の方がずっと痛い。 中途半端な優しさならいらない。 怒っているなら怒っていると嫌いなら嫌いだとはっきり言って。 本当の事がわかっていてもそうされたらどうしたらいいのかわからないから。 約束なんて不確実なものはいらない。 本当に叶えるつもりなら無理矢理だって構わないから、 俺の手を強い力で引いて確実に実行して俺に見せ付けて。 俺は全然優しくなんかないよ。 ただ本当の気持ちを相手に言っていないだけ。 裏で何考えてるかわかんないって評価は正解だね。 誰よりも大切にしている君を、 傷つけるものから守る事が出来るのなら、 俺は微塵も臆する事なく喜んでそれと対峙するだろう。 自分の気持ちをどう処理したらいいのか、 幼い俺は恋愛に関してはわかっていなくて、 ただ遠くから君を思って泣く事しか出来なかったね。 今にも消えてしまいそうな君のその身体を、 どこか乱暴に腕の中に閉じ込めて繋ぎ止めた。 君が消えてしまったら俺が存在している意味は皆無だから。 「あの人が望むのなら死んでもいい」と、 安易に口にするあまり賢くない夢を見ているお嬢様。 それは相手がその言葉を言うはずがないと思っているからだよ。 「あの子の気持ちがわからないの」。 君はそう嘆いて溜息をついてみせてくれるけれど、 それは少なくとも理解しようとしている姿勢には僕には見えないね。 夢だったらよかったのにと、 何度も泣きながら繰り返すその君を、 何故守れなかったのかと自分が憎くて仕方がない。 この世界で最後の時を迎える日、 その時にあなたに本当の事を教えてあげる。 それまではあなたの望むように演技してあげるから安心して? もっと自分を大事にしろと、 あの癖を繰り返すたびにあなたはそう言ってくれる。 それなら私が生きている意味とその価値がどれほどのものなのか教えて? 例え夢であったとしても、 もう1度だけでも君に会う事が出来るのなら、 僕は今度こそ迷わずに腕の中に君を閉じ込めてしまうだろうね。 深い深い眠りの森で出逢ったのは、 いつか僕が見失ってしまったあの子だった。 君を起こすつもりなど微塵もなかったというのに。 傷つけてしまうから離れるけれど、 どうか俺があなたの事を愛しているのを忘れないで。 だからこそ側にはいられないんだって事をいつかわかって。 どんどん変わっていく季節の中で、 ただ僕は付いて行く事も出来ずに1人で立ち止まっている。 振り返ってみたところでそこには何もない事など当の昔にわかっているのに。 速過ぎる時の流れに逆らって、 俺はただあの頃の幸せな記憶にしがみ付いてる。 手を離してしまったら俺が俺じゃなくなるのわかってるから。 あなたは誰に対しても物凄く優しくて、 とてもたくさんの人に愛されている人だから。 身の程知らずもいい所なくらい僕が勝手に淋しがってただけなの(For my dearest) 言い訳にしかならないかもしれないけど、 僕は物凄く鈍感だから言って貰わないとわからない。 だって自分で思い込んで嫌われてしまうのが怖いから。 いつも貰ってばかりでいるから、 自分なりに頑張って先にあの言葉を書いてみた。 返事で返すのは簡単でも先に言うのは勇気がいる事だね。 自分だけがすきなんじゃないかって、 疑ってるわけじゃないけどそうとしか思えない時がある。 俺の思い込みであなたの事を傷つけてしまうのが怖いんだ。 幸せは誰かの不幸の裏側にある、 昔彼女を傷つけた俺はそう言われた事がある。 そんなつもりは本当になかったと言ったらそれは信じて貰えますか? 本当の事を言われて怒るのは、 自分をその事実から遠ざけて誤魔化してる証拠。 潔白を証明したくてもそれは仇になってるってわかってる? 「出来るだけの事はしました」っていうのは、 最も救いようがない言い訳だって事わかってる? 君は自分で自分の事を無能者ではないのだと弁護してるんだよ。 「このまま突っ込んだら怒る?」。 隣に座っている彼女は僕の方を見ずに尋ねた。 あのまま直前で回避していなかったら今頃僕達は潰れていたのだろうに。 どれだけ待っても針が動かない時計の、 その裏に入っていた電池を取り替えて暫く待ってみた。 俺もこうやって取り替える事が出来るならまた動き出せるかな。 自分より不出来な人間を見つけて安心? 上を見上げれば道は限りなくずっと続いていて、 同じ事を上の人間にやられていると知ったら怒るくせに。 多数決を取ると中間派の意見って出るよね。 聞いてみた所ではっきりした答えなんて返ってこないんだ。 そういう他人任せの人間に限って後で文句ばかり言うくせにね。 自分からは何もやらない人間に限って、 頑張ったのに上手く結果を出せなかった人を嘲笑う。 そうして自分が何もしなかった事を正当化するかのように。 約束は守るためにあると言うのなら、 どんな形になってもいいから嘘にしないで。 守る気のない社交辞令なんて俺はいらないから。 常にリスクの少ない選択肢を選んでるから、 いちかばちかの大きな賭けなんか俺には出来ない。 全部失った状態からここに戻れる自信なんてないから。 どんな石橋でも叩き続ければ落ちる。 俺は選択肢にぶつかるたびに全部叩き落しちゃって、 結局渡れずじまいのままこんな所まで来ちゃったんだ。 僕が人間を評価する上で1番大切にしているのは、 他者への思いやりの深さと周囲への観察力なのかもしれない。 それがいかほどのものかで人間の器というものは大体見えてくるものだから。 何か特別な事をして貰わなくても、 ただ側にいて貰えるだけで安心する事もある。 俺は淋しがり屋だから甘やかされてないと生きていけないんだ。 自分の道は自分で切り開けと言うくせに、 何故大人は自分の信念を子供に刷り込んでいくのだろう? 自分が叶えられなかった夢を勝手に押し付けられるのはいい迷惑だというのに。 人は他人に何かをしてあげる事で、 同等の物が返って来る事を無意識に期待する。 無償の愛なんて物はこの世の何処にも存在しないんだよ。 強い力を手に入れた人間は、 持っているだけでは飽き足らずそれを使いたくなる。 自分の強さを周りに見せ付けて偉ぶっていられるのも僅かな時間だけなのに。 薄れて見えなくなっていった傷跡の数だけ、 僕の記憶の中にいるあの人はどんどん冷たくなっていく。 焼けるような痛みを抱えて何を考えていたのかは未だにわからない。 あなたの事をすきにはなれないと言う勇気がなくて、 何も言えないまま今まで来て終わりを迎えてしまった。 結局傷つけるとわかっているならどうしてどうにかしようとしなかった? 現実と向き合うのは痛い事です。 逃げてばかりもいられないのもまた現実です。 でも逃げ道通ってるくせに向き合ってる振りするのはずるくない? いつからこうなっちゃったんだっけ? すきな人の気持ちを最優先にして相手を見上げてたら、 どうやって相手に愛を伝えたらいいのかわかんなくなっちゃったよ。 すきな人にすきだと言える事、 その事は全然悪くないし長所だと思う。 俺はすきな人には真面目にそんな事言えないから。 俺が言う「愛してる」って言葉は、 滅多に人に言わないからやたらと重いんだって。 じゃあほんとに愛してる人にはもう言わない方がいいのかな。 誰かの重荷になってしまうくらいなら、 自分から自分を切り捨てるっていう選択を選ぶ。 その人の幸せが俺には最優先事項だから犠牲だなんて思わない。 大人の言い訳って奴は一見まともそうで、 実は突っつけばぼろがでまくりなものだって事知ってる? 試しに質問してごらんよ、逆切れしてその事を証明してくれるから。 どうしてもあの子に伝えたい事があるって言ったから、 精一杯遠回しな言葉に変えてあの中に隠してみたんだけど、 俺が言うのもなんだけど不器用なそれじゃ肝心な言葉は伝わらないよ? 現実と向き合わずに横道探しばかりして、 そのくせ偉ぶってる人間にどれだけの価値があるの? 例え一歩でも距離を縮められた人間に対して失礼じゃない? 聞かれない限り言わないようにすれば、 相手の事を傷つけなくて済むと思ったんだ。 それでは自分の気持ちが伝わらない事を理解していても。 中途半端に優しくされるのは嫌なのに、 完全に拒絶する事も出来ずに自分も同じ事をしている。 いつか自分が抱えた痛みを同じように相手に刻み込んで。 定義化された自分でいるのが嫌ならば、 こうありたいと望む自分の姿のままでいればいい。 それは口で言うのは簡単でも実行するのはとても怖い事だね。 けして可哀想な存在ではないから、 同情していい人を演じたいなら俺に触らないで。 中途半端な理解しかしようとしないくせに何がわかるの? いつまでも治らない心の痛みは、 絶対に他人には理解出来るものじゃない。 仮に話したとしてあなたは俺の傷を治してくれるの? どうして痛みを抱える事を知りながら、 それでも人は人の事をすきになるのだろう? 誰かを求めなければ立っていられない弱い生き物だから? 君の不安が少しでも軽減されるのなら、 僕は何度でも「大丈夫」だと繰り返して言うだろう。 本当にそう言えなくなってしまうその瞬間を迎えるまで。 ただやろうと思うだけなら簡単な事で、 それを継続してやり続けるのは難しい事。 それがすぐに結果の出ない事ならば尚更だよね。 愛と憎しみが紙一重の存在なのは、 元々それらを構成しているものが同じものだから。 憎んでいるという事は愛する事と同じくらい相手を気にしてる証拠だよね。 楽しい事よりも辛い事の方が印象に残って、 どれだけ思い出そうとしても出てくるのは後悔の言葉ばかり。 「あの頃は楽しかったね」なんて俺には言えない言葉なのかもしれない。 思い出だけじゃ足りなくて生きていけないくせに、 どうして一緒にいるのに思い出作りを頑張ろうとするのだろう? いつか再会した時に自分の中で美化されていた人と会う事ほど辛い事はないのに。 いつか笑って話していた将来の夢は、 そのうちの何%が実現可能なんだろうね? 現実は辛いと嘆くのは単なる負け犬の遠吠えだ。 その時どれだけ充実しているかによって、 時間の流れは一定のはずなのに早くも遅くもなるんだよね。 ふと時計を見た時にどう感じるかでそれは決まってくるんじゃないかな。 ちゃんと夢を持っている子供にしか、 サンタクロースはその姿を現してはくれない。 彼は夢の世界の住人の1人として存在しているから。 街を見渡せば灰色のコンクリートばかりで、 まるで積み木のような建物ばかりが並んでいるから、 サンタさんは煙突から入ってくるって聞かされても信じられないよね。 まるで洗脳でもするかのように、 ひと月も前からしつこく聞かされるテーマソング。 鬱陶しいと感じるのはその行事への執着心がないから? たった1人に対する愛を証明するために、 まるで青い剣士がやっているような事をやって。 ただ1つ違うのは彼の剣の名前は永遠に変わらない事かな。 わからない事を人に聞くのは当然の事。 でも自分で考えると言う事をしないのは駄目だと思う。 毎回人に答えを貰ってる人間が成長出来るとでも思うの? 自分は連絡を取ろうとはせずに、 ただひたすら相手に構って貰えるのを待っているだけ。 それで淋しいって拗ねるんだから相当性質が悪いんじゃない? 急に変わろうとするのは難しい事。 でも変わる努力の様子も見えないのは悲しい事。 気持ちだけから回りしてるのは俺が1番よくわかってる。 つまるところ俺も同罪なんだろう。 俺は知りながら何も出来なかったんだから。 見ている事は最大の優しさであり最大の暴力なのに。 僕の言葉のどの部分が君を傷つけた? どれだけ考えてみてもわからなくてごめんね。 理由もわからずに謝ると言う事はずるい事だとわかっているのに。 僕は君よりも強いからって、 君がいない時は代わりにいるって言ったのに、 たった一言でいなくなった「彼」は俺と同じくらい本当は弱い人。 あの人の事を聞かれて答えるにはまだ早くて、 まだあの部屋から出てこられないのがよくわかる。 追求せずにいてくれた彼女の優しさが酷く痛かった。 あれから1年が経ちました。 まだ1年しか経ってなんていないんです。 お願いだから早く忘れろってせかしたりしないで。 どうしたら嫌われずにいられますか? みんなの事を愛してるって嘘でも叫べばいいですか? そうしたって誰も俺の事なんか愛してなんてくれないのに。 最後に行き着く先がどこかなんてわからない。 俺はあまりにも汚いから同じ所に行き着く事は出来ないけど、 道が完全に分かれてしまうその時までは側にいてもいいですか? 結婚は博打だと言った人がいる。 自分のこの先の可能性と人生をかけたそれは、 ヤマが外れたら大損なんて物じゃすまないんだろうに。 忘れていたら思い出させられる。 どれだけ苦労して忘れようとしたのか知らないくせに。 そうやって無邪気に笑う所がすきでもあり大嫌いで仕方なかった。 今はここにいない人の事を想う時、 周りの音も景色も何もかもが消えていく。 その間だけは何処までも鮮やかな世界にいるから。 誰かを忘れるためには3年掛かると言います。 その俗説が本当なら今年で俺は忘れられますか? その人のために泣くのは本当にこれで最後になりますか? 君に向かって吹きつける風は、 その冷たさで君を冷やして傷つけようとする鋭いもの。 それでも君は全てを受け入れるように背を向けずに立っていたね。

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