Top word -Side Trash 3-
こうして向かい合って笑いあっている事も、
いつか懐かしい思い出という形であなたの記憶を彩るでしょう。
その時に俺が側にいなかったとしても出来たらずっと幸せでいて。
今の俺達からは遠くて見えにくいくせに、
ふとした時に近づいてその重さを見せ付ける理不尽なもの。
人が1人亡くなるという事はとても大きな事なのだと教え込むかのように。
自分の世界を閉じてしまうのは逃げですか?
俺は人の前で泣く事の方がずっとずるい事だと思う。
慰めを貰っても事態は何1つ変わりはしないんだから。
女の子は泣いてこそ可愛いと言われました。
女の武器が涙だったのはどれだけ前の事だったんだろう。
同情買って慰めて貰ってそうして手に入れた僅かな幸せは綺麗だった?
不意に息苦しくなって慌てて息を吸い込んだら、
身体はそれを拒むかのようにちっとも受け付けてはくれなかった。
霞んだ視界のその向こうにいてくれたのは本当は誰だったんだろう?
俺の世界が終わるその時に、
ただあなたの事だけを愛してると言ったなら、
あなたはずっと俺の事だけを愛してくれますか?
あって当たり前の物がふとなくなった時、
人はそれによって出来た空白を埋めようと必死になる。
そして後になって本当はそれがなくても生きていける事に気付くんだ。
戦う事でしか守れないものがあるのならば、
その力が続く限り全力でその意思を貫き通すんだね。
生半可な覚悟じゃ大事なものどころか君自身さえも大変な事になるから。
泣く事で悲しみが薄れていくのならば、
私の中に積もったそれは消える事はないでしょう。
どうやって泣けばいいのかでさえも今の私にはわからないから。
どれだけあなたに近づこうと努力しても、
あなたは俺からはずっとずっと遠い存在の人。
振り返って見せてくれるその表情だけがあなたを知る唯一の術。
文明の利器であるはずのそれは、
今や何も映し出さず音も立てない無用の長物。
いらないと捨てる勇気も直す勇気も今の俺にはない。
俺の世界が終わってしまう前に、
どうしても伝えたい言葉があります。
遠いあなたにもいつかそれが届く日は来ますか?
長所は短所の裏返しだというのなら、
いい所がたくさんある人間ほど最悪な人間だという事になる。
何の裏もない善人なんてこの世には存在しないって事だよね。
時計の針の音を聞いていると、
自分がしている事が全部無駄な事に思えてくる。
早く審判を下して欲しいのにそれと同じくらい怖い。
本当にお前は駄目な人間なのだと、
そう烙印を捺されない限り俺は俺でいられるかもしれない。
でも捺されてそこから立ち上がらない限り俺はずっとこのままだ。
私はまだ大丈夫だから。
どれだけ無理してても笑えてる間は大丈夫だから。
だからそんなに優しい言葉を投げかけたりしないで。
願いはその気持ちの強さ次第だと、
人々が崇め奉るその人は私に言いました。
心が軋むほど強く願えばあなたは私の願いを聞いてくれますか?
たった1人だけでいいから、
何があっても信頼出来る人を作れと言われました。
でもそれは何があっても僕を信頼してくれる人がいなければ無理な事だね。
元々俺には何もなかったのかもしれない。
何時だって空っぽなのに何故かいつも手一杯で。
そんな俺の中には何が入ってたっていうんだろうね。
憑き物でも落ちたように俺の世界からは色が消えて、
今こうしている事の意味さえ欠片も見出せないままでいる。
この大きな空白は今まで何で埋められてたのかさえわからないんだ。
暇になったらあれがやりたいとか、
忙しい時はたくさんやりたい事を思いつく割に、
忙しさから解放された途端何したらいいかわからないのは損だよね。
手の届かなくなってしまったあの人にもう1度会えるなら、
俺は今持っている物が全部奪われたとしても何も言わない。
今度こそ一緒に逝くって決めてるからもうどうだっていいんだ。
本当に俺の事だけを愛して貰えるなら、
どんな風であってもすきなようにして貰って構わない。
たとえあなたに「見るも無残に」切り殺されてしまったとしても。
あなたが望むのなら俺はずっと側にいます。
ただあなただけを映して「愛してる」って微笑み続ける。
だからどうかそんな泣き出しそうな瞳で俺の事を見つめないで。
(For my dearest character/Shinichiro Minato/好きなものは好きだからしょうがない!)
あなたが俺に思い出させてくれたものは、
当たり前のはずだけどかけがえのない大切なものだった。
言葉ではちゃんと言えなかったけれどあなたにも同じ物が返せたかな…?
(For my dearest character/Lusca/冤罪)
例えば誰かの身代わりだったとしても、
あなたに出来た空白が少しでも埋まるのなら側にいる。
紡がれたその大切な人の名前を痛いほど胸に刻み込んで。
(For my ??? character/Guildias/冤罪)
例え形は違ってしまったとしても、
こんなに長い間あなたは苦しみ続けたのだから、
きっとあなたにとってそれでも彼は大切な人のままなんだろうね。
(For my ??? character/Vallewida/冤罪)
今度こそ駄目だったら本当に諦めると約束するから、
俺にもう1度だけ自分で自分の事を試す時間を下さい。
このままの俺では駄目だという事がよくわかっているから。
手を伸ばした先に君がいてくれて、
触れてもその姿が消えずにいてくれるなら、
僕は夢幻の世界の住人になったとしても構わない。
あなたはいつも悲しそうな瞳をして、
声を出さずに言葉を紡いで消えてしまう。
もう少し長く眠っていたらその言葉は聞き取れた?
例えばどんなに小さな声だったとしても、
聞こえたらすぐに君の元へ飛んで行くと約束するよ。
昔俺にこの言葉をくれた人のように俺もこれを嘘にしてしまうの?
聞きたくない見たくない知りたくもない。
誰にだってそういう事の1つや2つあるのに、
こんなに情報があるとそれがどれなのかわからないよね。
彼女の冷え切って赤くなった指先に触れたら、
どんな気持ちで待っていてくれたのか伝わるような気がして、
それ以上傷つけてしまわないように華奢なその手を包み込んだ。
君が出られない状況にいる事を知りながら、
それでもなおコール音を鳴らし続けてしまう僕は、
本当はみっともない位に嫉妬深い人間なのかもしれないね。
雑音混じりの公衆電話からかけてきた君の声は、
コイン切れのせいで全部を聞き取る事は出来なくて、
途切れた最後の言葉が泣きたくなるほど耳に残ったままでいる。
悲しい時には泣かなくちゃ駄目だと、
いつか俺に泣く場所を与えてくれたあの人は、
本当は人一倍痛みを抱えていた優しい人だった。
例え離れ離れになってしまっても、
俺は必ず君を見つけ出してみせるから。
だから試すような振りをしてみせなくても大丈夫だよ。
椅子に座ってふんぞり返っている人間には、
死に対面しなくてはいけない立場の痛みなんてわからない。
戦争がしたいのなら自分で爆弾を抱えて飛び込んで行けばいいのに。
見えないところで人を傷つけてしまうのも、
傷ついた心をどこまでも優しく癒してくれるのも、
すべて俺達が紡いでいる「言葉」という道具なんだね。
何が善で何が悪であるとかいうのは、
一体何処で線引きされて決められているのだろう。
本当に正しい事なんてこの世界の何処にもないのに。
刺された時の熱さと痛みを知っていますか?
その時の感触がずっと消えない事を知っていますか?
どうしても理解したかった私には大きな傷跡が残っている。
「きっとあなたには人の痛みがわからないんだわ」。
目尻を痛々しいほどに赤く染めた君は悲痛な声でそう叫んだ。
理解出来るだけの人間だったなら君にそんな顔をさせずに済んだのにね。
俺に付き合う人はみんな疲れてしまうから、
だから我が侭で振り回して「嫌い」の言葉を貰うのを待ってる。
長い時間一緒にいて貰えば余計にその人を傷つけてしまうだけだから。
本当に欲しい物は何なのかなんて口にしない。
だって手に入らなかった時に後悔して泣かなくちゃいけないから。
だからそんな俺が欲しがった物を気づいてくれたあなたに本当に驚いたんだ。
例え元の形がわからないくらい歪んでいても、
想う相手がこの世界にはいないのだと何度も言い聞かされても、
それでもどうしても消す事の出来ない「愛情」はどうしたらいいんですか?
砂時計の砂が零れ落ちていくように、
私の時間もまた零れ落ちて減って行って、
ねえあとどのくらい私はここにいられるのでしょう?
生きていく事が辛い事なのはみんな知っているのに、
何故死のうとする事は楽な方へ逃げる事だと非難するの?
死ぬ事もまた生きる事と同じくらいエネルギーを必要とするのに。
生きて行く事に疲れてしまった僕には、
死を選ぶだけの気力も残されてはいないのです。
あなたに確実に会う事が出来るその保証がないのだから。
次にあなたに会う事が出来たなら、
今度は絶対にその手を離す事などしないだろう。
ただあなたの側にいたいがために僕はすべてを捨てるのだから。
別れ際の言葉には細心の注意を払った方がいい。
もしその時の言葉が最後のものになってしまったなら、
あなたはこの先ずっとその一言に苦しむ事になるのだから。
死を望む人間には終わりを告げる事無く、
生きる事を渇望する者に残酷な運命を背負わせる。
「神様」とやらの天秤の支点は一体何処にあるのだろう?
よく吠える犬は威嚇しているだけだと言うけれど、
本当は人間にも言える事だしそんな簡単な事じゃない。
強く見せたいんじゃなくて弱い自分が傷つけられないように必死なんだよ。
「嫌い」の言葉が投げかけられるのが怖くて、
どれだけ愛した人であっても自分から手を離してしまう。
そうすれば嫌われる事もその言葉を投げかけられる事もないから。
結局自分が1番可愛いんじゃないの?
どれだけ心配してますって顔してたって、
最終的に優先するのは自分の事じゃないか。
言いたい事を全部箱の中に押し込めて、
そうやって人に合わせる事で今までやってきたの。
中途半端な理解でその箱をこじ開けるような事はしないで。
きっと君の事もちゃんとすきなんだと思う。
でも彼の気持ちを本当に動かす事が出来るのは、
最初に彼に愛をくれた人と彼が手を離してしまった人だけ。
いなくなってしまった人の事を想うのは弱い証拠?
この世界にいてくれるかそうでないかの違いだけなのに、
どうしてそんな哀れみを湛えた瞳で私の事を見つめるの?
彼女をなくしてしまったその時に決めたはずなんだ。
それなのに何故同じ過ちを繰り返してしまったのだろう。
本当の「愛情」を理解出来ない人間に愛する資格はないというのに。
優しい声で「大丈夫?」と聞いたりしないで。
例えばどれだけ泣き出しそうな衝動と戦っていても、
貰ったその声に応えていつもの自分であるように誤魔化してしまうから。
忌々しそうに綺麗な顔を醜く歪めて、
あなたはあの子の名前を吐き捨てるように呼ぶ。
あの子はそれを知りながらもあなたの前で笑っているのに。
今や地球の裏側とも簡単に繋がる時代だから、
電車1本の距離というのは本当は大した事ないのかもしれない。
そんなはずがないと俺の心の何処かが頑なにその事実を否定していても。
捨てられて置いて行かれてしまったお姫様は、
それでも永遠の愛を誓った水曜日の夫を想い続ける。
君だけ幸せになるつもりだとでも、ソロモン・グランディ?
過去の事のように語られてしまう現在進行形の事実は、
相手の中の現在の自分からの確固とした壁を感じてしまって、
きっとその人の側に行く事が出来るのは「過去の中の」自分だけ。
きっとあなたも「見かけのあの子」に捕らわれているのでしょう。
今までの事を全部計算に入れてあの子の事を見て御覧なさいな。
あなたが触れたのは表面の一部に過ぎないと理解出来るはずでしょうから。
人の横顔を見つめるのがすきです。
例えその瞳の先がずっと遠いものだったとしても、
その時の瞳はとても優しいのに淋しさを多分に湛えたものだから。
もし「助けて」って助けを求められる人間だったなら、
あなたはそんな俺の声を聞いて振り返ってくれますか?
それともそんな弱い奴はいらないとあなたの世界から切り捨てますか?
例えば2人のうち一方しか救えなかったらどうするかと、
他愛もないようなその遊びで即答出来る人間がいたならば、
いつか自分はその人に切り捨てられるのだと覚悟しておいた方がいい。
どんな世界でも繰り上げというものは存在するけれど、
端数となってしまった小数点以下の数字だって数字に変わりないのに。
消えてしまった過不足分のその数字は一体何処へ消えてしまうんだろうね?
顔も知らない誰かの事は見向きもしないけれど、
仲のいい大事な人の事は必死になって守ろうとする。
本当の善人なんてこの世界の何処にもいやしないんだ。
ひたすら君の背中だけを追い駆け続けていたけれど、
追いついたらどうするつもりかなんて考えた事もなかったんだ。
ただ僕は君にもう1度会いたいがためにそれだけしか頭になかったから。
自分の些細な一言に付き合い過ぎだと、
あなたは俺に困ったように笑ってそう言ったけれど、
本当に振り回しているのは紛れもなく俺の方なのに。
他の人には価値のないものかもしれないけれど、
あの人と一緒に聞いた音も見た景色も些細なものも何もかも、
そのすべてを何度も思い返すのは呼吸をするのと同じくらい当たり前の事。
いつかとてもすきな人が出来たら、
1番大事なのは誰かと聞いてごらん?
その時に1番だったならそれは嘆くべき事だから。
強すぎる恋愛感情はただの執着に等しく、
そしてそれ以上に性質の悪い汚いものになってしまう。
そうなったらきっと相手の事を傷つけたとしても離れられないんだね。
相手の事を優先して考える事も大切だけど、
2人で一緒に2人の事を考えていく事の方が、
ずっと優しくてずっと幸せな事だって嬉しそうに彼女が笑った。
出口の在処なんてとっくの昔に知ってる。
俺がここから出ないのは動く術を知らないから。
弱虫だと罵る君ならば俺につけられた鎖を解けるとでも?
笑って見せれば大丈夫だと思われるのなら、
どんな精神状態であっても君の前で笑い続けてあげる。
だって君の中では俺は何時でも元気な奴に設定されてるんだろ?
君が望むのなら俺はずっとここにいるよ。
君だけを映して君の名前以外呼ばないと約束して。
そしてそのまま君のためだけの人形にされても構わない。
|